超複業日誌

多趣味すぎる管理人が、むしろ多趣味なことを仕事にしようと思い始めたブログ。コンセプトは「人の為になるライティング」。主に金融・音楽・ライティングについて発信。

【この職業がおすすめ!】ファンドアナリストってどんな職業?

ファンドアナリストという職業をご存知でしょうか?

ファンドアナリストはニーズに対して人数が非常に少なく、金融コンサルタント系の職業にプラスする肩書きとしてもおすすめな職業です。

今回はファンドアナリストがどのような職業なのか?

また、ファンドアナリストになるために必要な経験やスキルについて解説します。

 <目次>

ファンドアナリストってどんな仕事?

ファンドアナリストは、国内で販売されている約6000本の『投資信託』すべての分析と評価を行うのが主な業務です。

ファンドアナリストは日本には数十人程度しかいないと考えられています。

基本的にはどこかの研究所や金融機関に勤めながらファンド(投資信託)を分析し、その結果を報告するのが主な業務です。

ファンドマネージャーコンサルタントなども業務に入ります。

 

なぜファンドアナリストが必要なのか?

なぜ、ファンドアナリストが必要なのでしょうか

それは、投資信託を客観的に分析・評価する側の人間があまりに不足しているからです。

 

現在、資産運用の必要性が急速に高まってきています。

しかしながら、多くの金融機関は顧客の資産形成に適した投資信託を勧めるとは限りません。

なぜなら、その金融機関の利益も絡んでくるからです。

 

そこで登場するのが、ファンドアナリストです。

ファンドアナリストの客観的な立場での分析や評価が、埋もれてしまっている優秀な投資信託の開拓に繋がり、多くの人の資産形成を後押しするのです。

 

ファンドアナリストに必要な経験

ファンドアナリストになるために必要な経験をまとめました。

(※あくまで一例です。参考程度にご覧下さい。)

 

投資信託での資産運用経験

当たり前の話ですが、投資信託での資産運用経験は必須です。

自らでポートフォリオ(資産配分)を作成することができ、そのポートフォリオで運用実績を上げていることが好ましいでしょう。

 

金融商品の営業経験

ファンドアナリストには、銀行や証券会社、保険会社での金融商品の営業実績があることが好まれます

ファンドアナリストには実務的な業務も必要とされますので、経験があるに越したことはありません。

 

FPなどの金融コンサルタントの経験

FPなどの業務と通じて、年金や資産運用等に関するアドバイス業務の経験もあった方がいいでしょう。

ファンドアナリストの職業効果が最大限発揮される時はFPなどのコンサルタント業務にファンドアナリストとしての肩書きが加わった時です。

ファンドアナリストとしての分析結果が、お客さんに最適な資産形成を提案できる有益な材料となるのです。

 

企業アナリストとしての勤務経験

証券アナリストの資格を保有し、企業アナリストとして勤務されていた方はファンドアナリストになりやすいでしょう。

基本的な業務内容は企業アナリストと似通った点があるからです。

 

 

ファンドアナリストに必要な資格やスキル

ファンドアナリストとして活躍する上で保有しておいた方がいい資格やスキルをご紹介します。

(※あくまで一例です。参考程度にご覧下さい。)

 

証券アナリスト(CMA)か米国証券アナリスト(CFA)の資格

CMA及びCFAの資格はファンドアナリストになるのに非常に有効です。

基本的には、国内投資信託の分析を行いたいならCMA、米国を中心に世界の投資信託の分析をしたいのならCFA資格という感じでいいでしょう。

現在は、世界の投資信託分散投資を行うことも有効な資産形成の方法と捉えられているので、CFAの需要は今後も増えると考えられます。

CMAは3年、CFAは4年以上の実務経験が必要なことに注意が必要です。

 

AFP(FP2級)以上のFP資格

分析だけでなくコンサル業務もファンドアナリストの業務となってくるのでFP資格(AFP以上)は必須資格でしょう。

 

英語が話せる、読める

英語のスキルも必須です。

投資信託の分析には世界情勢も絡んできています。

英語力が高いか低いかで情報吸収スピードが天と地の差となるでしょう。

 

ファンド(投資信託)分析能力

当たり前の話ですが、ファンドの分析ができなくてはいけません。

具体的には、計算能力等が必要になります。

チャートや様々な指数を使い相対的にファンドを分析できなくてはいけません。

 

<あとがき> 

ファンドアナリストは、お客さんに適切な資産形成を行なってもらうには欠かせない職業です。

日本の投資信託の現状に不満を抱えている人にはやりがいのある職業かもしれませんね。

 

執筆者:マスヤ トヨヒサ@masutoyo_jp

 

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