超複業日誌

多趣味すぎる管理人が、むしろ多趣味なことを仕事にしようと思い始めたブログ。コンセプトは「人の為になるライティング」。主に金融・音楽・ライティングについて発信。

ドイツの大手自動車5社が不正カルテル?本当ならマジでヤバい!

衝撃的なニュースが世界中を駆け巡りました。

それは、ドイツの大手自動車5社の不正カルテル疑惑です。

www.nikkei.com

これがもし本当なら世界経済を揺るがす大問題です。

今回は、これが本当ならどれだけやばいのか教えいたします

今後のドイツ自動車業界には要注目です。

 

<目次> 

これはやばい!ドイツ経済が急降下するかも 

これがどんなだけヤバいのかというと、不正カルテル発覚により、ドイツ経済が急降下する可能性があるからです。

カルテルが発覚することにより、ドイツ車のブランドに傷がつきます

不正カルテルを行った会社の車に乗りたいですか?

世界的に、ドイツ車の業績は減少すると考えられます。

自動車産業は、ドイツにおける基幹産業です。

自動車産業の業績悪化による、ドイツ経済への打撃は計り知れないでしょう。

 

そもそもカルテルって何?

さて、そもそもカルテルってなんでしょうか?

カルテルとは同産業の企業同士で手を取り合って、価格を決めちゃうってことです。

A社が1000円なら、B社も1000円で販売というようにサービスや物の価格を同じくらいに設定するのです。

ちなみにカルテルは以下のように定義されます。

企業同士がお互いの利益を守るために協議して,販売価格,生産数量,販売地域分割,操業短縮,設備投資制限,過剰設備廃棄,在庫凍結などの協定を結ぶこと。(引用:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説)

ちなみにカルテルは手を結ぶ企業が、その業界に対するシェア率が高いほど効果は強くなります。(某携帯3社とか・・・→最近は低価格提供の企業も参入して、構図が崩れてきてますが)

 

カルテルってなんでダメなの?

ざっというと、お客さんに最適なサービスや物を最適な価格で提供できなくなるからです。

これを競争政策の阻害と言います。

理想的な市場とは、企業同士が競争して、お客さんにとって最高のサービスや物が次々に出現する市場です。

もちろん、お金はお客さんの満足度を最大限に満たすサービスや物に集まるべきです。

しかし、カルテルで手を結んでしまうと、これができなくなってしまうのです。

企業同士で価格を取り決めているので、相対的にもっと安価で提供されるべきなサービスや物がぼったくり価格で提供されてしまうのです。

これはNO!です。

そこで政府は独占禁止法を定めて、カルテルを禁止しています。

これはドイツでも同じです。

 

カルテル疑惑のドイツ自動車5社を公開!

今回、カルテル疑惑をかけられているのは次の5社です。

え、えっ!ちょっとまって!これやばくない!(笑)

全部超大手じゃん!国際的にも大人気な会社ばかり・・・

これが本当なら、国際的大問題ですよ!

この5社では90年代から、秘密裏に合会を実施していたという情報も・・・

 

この不正カルテル、ドイツ政府は結構前から知っていたんじゃ・・・

 さて、今回の報道がもし事実だとしたら、このような大規模な不正カルテルをドイツ政府が知らなかったとは考えにくいです。

自動車産業はグローバル展開をしているので、激しい競争市場です。

少しでも海外の産業(トヨタ等)を追い抜こうという思いから、自国(ドイツ)企業の不正には目を瞑っていたのかもしれません。

 

そういえば、 以前エンジン不正が発覚して大問題になった、ドイツの車がありましたよね・・・

そうVW社の「ディーゼル」ですね!

今回のカルテルにもきっちり加わっていますね。

ドイツは自国の会社に甘すぎじゃないですかねぇ・・・

 

真実はどうなんでしょうかね?

 

今後の進展には要注目!

報道もまだ確定した情報ではありません。

しかし、これが事実だったとき、ドイツを中心に世界経済は大きく揺れ動くことでしょう。

また、大きな国際問題にも発展します。

ドイツも国際的な信用を失いかねません

今後の進展に注目です。

 

<追記:2017年7月25日>

BMW が今回の不正カルテルを否定する声明を出しました。

しかし、VWやダイムラーが不正カルテルを自己報告したという報道もあります。

だた事実がどうであれ、ドイツ車ブランドに傷がついたことは間違いないです。

response.jp

 

執筆者:マスヤ トヨヒサ@masutoyo_jp

 

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